DJ講座 - 4つのDJスタイルのメリット・デメリット

こんにちは。今日はDJのスタイルについて、すこしお話したいと思います。

現在、DJには大きく分けて4つのスタイルがあります。

  1. ターンテーブルDJ
  2. CDJ
  3. Traktor系デジタルDJ
  4. Ableton Live系デジタルDJ

それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

1. ターンテーブルDJ

ターンテーブルDJは、古来伝わる伝統的なミックス方法です。2台のターンテーブルを巧みに操り、曲を自在につなげます。

メリット

  • 見た目がかっこいい。(パフォーマンス性が高い)
  • ピッチ合わせやスクラッチなどの操作が直感的
  • どこのクラブにも置いてある

デメリット

  • レコードのメンテナンスが大変
  • レコードを持ち歩くのが大変
  • 針&カートリッジや、温度&湿度などによって音質が変化する(メリットとも言える)
  • 頭出しのために「溝を読む」能力が必要
  • 曲を探しづらい

2. CDJ

CDJは、アナログの代わりにCDを用いたミックス方法です。

メリット

  • CDはレコードよりも持ち運びが楽
  • どこのクラブにも置いてある
  • テンポとピッチの分離
  • あらかじめキューを設定できる

デメリット

  • アナログほどの直感性はない(スクラッチやピッチ合わせ)
  • 16bit, 44.1Khzの制約

3. Traktor系デジタルDJ

伝統的なデジタルDJの手法です。ラップトップPCとMIDIコントローラーでミックスします。

メリット

  • ラップトップPCにいくらでも曲を詰めて持ち運べる
  • 省スペース(デッキ数を増やしても場所をとらない)
  • BPMを自動的に合わせてくれる
  • テンポとピッチの分離
  • CDクオリティを超える音源を扱える
  • Final Scrachを使用することで、デジタル音源をアナログ感覚で扱える
  • 視覚的に認識できる情報が多い(波形や曲の情報)=曲が探しやすい&頭出ししやすい

デメリット

  • 現状では、現場にPCやMIDIコントローラを持っていく必要がある=重い&かさばる
  • ハードやソフトに問題が生じた場合の復旧が困難

4.Ableton Live系デジタルDJ

曲と曲をつなぐ、という従来のスタイルから、曲を分解して再構築するという新しいミックススタイルです。

メリット

  • 時系列からの解放
  • スペックの許す限りトラック数(デッキ)を増やせる=省スペース
  • 豊富なプラグイン(エフェクター)を駆使できる
  • CDクオリティを超える音源を扱える

デメリット

  • 現状では、現場にPCやMIDIコントローラを持っていく必要がある=重い&かさばる
  • ハードやソフトに問題が生じた場合の復旧が困難
  • はたから見ていると、なにをしているかよくわからない(パフォーマンス性が低い)

このように、各スタイルにはメリットとデメリットがあります。一長一短と行ったところでしょうか。それぞれを有効に使用することで弱点を補うことで、安定したミックス作業を行えるのではないでしょうか。

特にデジタルDJの場合、PCがフリーズしてしまうと致命的ですから、ラップトップを複数台用意する、万が一のためにCDJを待機させておくなどの措置は必須かと思われます。

自分にあったスタイル、かける曲の特性に合ったスタイルを選択することが重要ですね。